長女の話。
長女が、小学生だった頃の話です。
ちょっと長くなるかもしれません。
あの頃のことを思い出しながら、書いていこうと思います。
我が家は元々、転勤族でした。
3年から4年に一度、県内を転々としていました。
長女が3年生、長男が1年生、次男が3歳の頃に引っ越しをしました。
長男は難なく慣れて、毎日元気に登校してくれていましたが、長女は違いました。
担任の先生を怖がり、クラスに入れなくなってしまっていました。
担任は、40代半ばの女の先生でした。
未だに100%これが原因、というのがわからないのですが、長女はただ、
『先生の目が怖い』
『教室に入ると、先生と目が合って、苦しくなる』
としか言いませんでした。
その頃は今よりも不登校に対しての対策などもなく、なんとか登校させようと、私も必死でした。
小学校まで送っていったり、特別教室で一緒にプリント学習をしたりして、なんとか登校する毎日が続きました。
その間、次男も一緒に連れていましたが、大人しく待たせているのがかわいそうで、途中から幼稚園に預けました。
娘が特別教室にいる時には、休み時間にクラスの子が遊びに来てくれて、話したりふざけたり、長女もとても楽しそうでした。
休み時間終わりに
『ねえ、お友達もたくさんできたんだね』
『お友達いても、教室怖いの?』
私がたずねると、
『だって、先生の目が怖くて』
『私が給食食べれなかったりしたら睨まれる』
『他の子も、変なことしたら睨まれて、それ見てると怖くなるから』
と言いました。
元々、人の表情や口調に敏感な子ではありましたが、ここまで怖がるのは初めてのことでした。
特別教室には、ほぼ毎朝担任先生もプリントを持ってきてくれました。
口元は笑ってるけど、たしかに目は笑ってないか…
そう思いながらも、優しい言葉はかけてくれていたので、ありがたく思いました。
ある日、
『今日は教室に行ってみようか!』
担任の先生が言いました。
長女はうつむいたままでしたが、先生がパッと長女の腕を掴んで
『さあ、行こう!お母さんも、今日は帰って下さっていいですよ』
そう言うと、連れて行ってしまいました。
少し心配でしたが、今日は帰ろう、きっと大丈夫だ、と思いながら私は家に帰りました。
ここまで文字ばかりですみません。
写真撮るよーと言ったら、全力でふざけてきた三男です…。
長くなったので、続きはまた書きますね!
いつも読んでくださって感謝してます。
ありがとうございます(*^^*)